肩関節周囲炎
肩に起きた、炎症が滑液包にもおよぶ。
その炎症が治まる過程で滑液包が骨や腱に癒着し
三角筋
肩の動きを悪くしてしまう。
・40~50歳代の人に起こりやすい。
・原因を特定できない。
・肩を動かすと痛みがある。
・肩の動きが悪くなる。
症状の変化 (※病期) | |
痛みの程度 | |
痛みに合わせた薬物療法 | |
運 動 療 法 |
*五十肩の病期は症状に応じて分けられている。特徴的なのは、痛みと癒着の程度で癒着が進むにつれて痛みは治まっていく。
一般的に肩が日常生活に不自由のない程度まで回復するのに、半年~1年以上かかる。
五十肩は症状の軽い肩から重い方までさまざまです。当院では、個々の患者様の病状に合わせたリハビリテーションメニューを組んで効果的な治療を行っています。 右記のような症状がある方は、当院へご相談下さい。
腰部脊柱管狭窄症
しばらく歩いていると、足や腰に痛みやしびれが増してきて、腰を曲げて休むとまた歩けるようになるのが、腰部脊柱管狭窄症の症状です。
歩くのはつらいのですが、自転車に乗るなど前屈みの姿勢であれば大丈夫というのも腰部脊柱管狭窄症の特徴です。
同じような症状の病気には、血管の病気である末梢動脈疾患(動脈硬化症)などがあります。
下記の質問で当てはまる項目の合計点が13以上であれば腰部脊柱管狭窄症の可能性があります。
- しびれや痛みはしばらく歩くと強くなり、休むと楽になる□(5点)
- しばらく立っているだけで、太ももからふくらはぎやすねにかけてしびれたり痛くなったりする□(5点)
- 年齢(60歳以上) □(4点)
- 両あしの裏側にしびれがある□(3点)
- おしりのまわりにしびれがある□(3点)
- 前かがみになると、しびれや痛みは楽になる□(1点)
- しびれはあるが、痛みはない□(1点)
- しびれや痛みで、腰を前に曲げるのがつらい□(-1点)
- しびれや痛みで、靴下をはくのがつらい□(-1点)
紺野愼一:日本腰痛会誌,15(1):32-38,2009
腰から足にかけて痛みやしびれがあったら まずは 当院にご相談ください。
変形性膝関節症
変形性膝関節症とは、膝関節のクッションである軟骨のすり減りや筋力の低下が要因となって、膝の関節に炎症が起きたり、関節が変形したりして痛みが生じる病気です。 |
中高年(50歳以降)女性に多い肥満筋肉の衰え |
歩き始める時に痛い | 階段の上り下りの時に痛い | 立ち上がる時に痛い | 正座がしにくい |
正常な関節
正常な関節の表面はガラスのようにつるつるした軟骨(硝子軟骨)で覆われ、それがクッションとなり衝撃を吸収したり、関節の動きを滑らかにしています。 |
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初期は・・
軟骨の弾力性が低下し力の加わる部分がだんだんすり減ってきます。また、関節を包む滑膜にも炎症が起きます。この時期は、階段の昇り降りの時や長時間の歩行で痛みを感じたりします。 |
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進行すると・・
力のかかる部分の軟骨がなくなります。痛みがだんだん強くなるだけでなく、膝の変形が生じたり、滑膜の炎症が進んで、関節に水がたまることもあります。 |
骨粗鬆症
健康な骨には、
網目状の構造をした“骨梁(こつりょう)”がぎっしり詰まっています。
ところが、
骨粗鬆症になるとこの骨梁が細くなったり切れたりして、スカスカで折れやすい骨になってしまうのです。
女性の場合、骨を壊したり造ったりする作用には、女性ホルモンが深く関わっています。
エストロゲンという女性ホルモンには、骨を守る作用があるのですが、 閉経とともにほとんど分泌されなくなってしまいます。
そのため、女性は閉経後に骨量が減少してしまい、骨粗しょう症になりやすくなるのです。
このような方は、ご遠慮なくご相談ください。当院には骨密度を測る器械があります。